この記事で分かる事
(約10分で読めます)
①メンズスキンケアの必須アイテム |
②正しいメンズスキンケアの順番 |
③自分のお肌のタイプ |
④お肌の悩み別のメンズスキンケア方法 |
⑤メンズスキンケアでよくある質問と答え |
このページではそもそもスキンケアをしないとどうなるの?といった疑問から入り、メンズスキンケアに必要なアイテムや、化粧水や乳液の正しい順番、自分の肌のタイプなどについて詳しくご紹介をしていきます。その他にもメンズスキンケアにおいて知っておきたいことや大切なことをまとめていますので、これからスキンケアを始めたいという男性、今までやっていたスキンケアが本当に正しいのか知りたい男性にオススメです。
|記事コンテンツ
Ⅰ.スキンケアをしないデメリット
それでは早速ご紹介!と行きたいところですが、まずはスキンケアをしないとお肌にどんな影響が出てくるのかを簡単に解説していきます。スキンケアをしない事のデメリットを知ることで、毎日のスキンケアの必要性をより明確に理解することができますので是非チェックしてみてくださいね。
①肌が乾燥してカサカサしてしまう
まず第一のデメリットは、スキンケアをしないとお肌が乾燥してカサカサしてしまうということです。お肌は日常的に、乾燥した空気に触れたり紫外線を浴びたりと、避けようのない外的要因によって水分を奪われています。その他にもクーラーによって水分を奪われてしまったり、お風呂上がりには更に多くの水分が奪われてしまうのです。ですので、日常的に奪われる水分を補給するためにもスキンケアは基本中の基本になってくるのです。
②皮脂が過剰に分泌されてテカテカしてしまう
先ほどはスキンケアをしないと乾燥してしまうことをお伝えしましたが、人のカラダはお肌の潤いを保つために「皮脂」というものを分泌するようになっています。この「皮脂」は適切な量であればカラダを守ってくれるいいものなのですが、日常的にお肌を乾燥させている状態にしてしまうと、この皮脂を過剰に分泌してしまう恐れがあります。男性に特に見かけるテカリはこれが原因となっていることが非常に多いのです。つまり、カサカサ乾燥している肌とテカテカのテカリ肌は相反している様に見えますが、実は密接な関係にあるのです。
③ニキビ・肌荒れが起こりやすくなってしまう
スキンケアをしないと、毛穴に角質や皮脂が詰まってしまいニキビや肌荒れの原因になってしまいます。毛穴が詰まってしまうと、私たちのお肌に常に存在していて、本来はお肌を守るはたらきをしてくれている「アクネ菌」などの細菌が過剰に増殖してしまい、炎症を引き起こしてしまう原因になるのです。また、スキンケアを行わないとお肌を乾燥から守る「肌バリア」のはたらきが弱まってしまい、空気中に含まれている「化学物質」や「汚染物質」などの影響をお肌が受けやすくなってしまうというデメリットもあります。
④「スキンケアをしないデメリット」まとめ
ここでは代表的なデメリットをあげさせていただきましたが、思い当たる節が無い男性の方が少なかったのではないでしょうか。ひと昔前のように”男だから”と言ってスキンケアを行わないと様々な悪影響が出てきます。特に都会などの、比較的空気が汚れているとされている地域にお住まいの方は、スキンケアをしないということ自体がリスクになる可能性がありますので要注意となります。
- 皮脂の過剰分泌・アクネ菌の過剰増殖など様々な悪影響を及ぶすリスクがある
- 肌を乾燥から守る肌バリアのはたらきを弱めてしまう可能性がある
Ⅱ.メンズスキンケアに欠かせないアイテムは?
それでは次に、メンズスキンケアを行う際に欠かせないアイテムをご紹介していきます。お肌のお悩みを解決するには正しいスキンケアはとても大切になってきますが、必要なアイテムが無いと始まりません。まずはここで必要なアイテムを把握して、足りないアイテムを揃えるところからスタートしましょう。
必須アイテム①:洗顔フォーム
洗顔フォームは、クレンジングフォームとも呼ばれ、顔についた余分な皮脂や古い角質などの油性の汚れを洗い落とすアイテムです。洗顔フォームには代表的な4種類があります。
- チューブタイプ
- ジェルタイプ
- 泡タイプ
- 固形タイプ
です。また、洗顔フォームにはよく「スクラブ」という成分が含まれていることがありますが、これは細かい粒子を含んだ洗顔フォームのことで、毛穴の中に詰まった汚れをより落としやすくサポートをてくれるものになります。
必須アイテム②:化粧水(ローション)
化粧水(ローション)は、お風呂の後や洗顔後など、お肌から水分が奪われやすいタイミングに使用するアイテムで、お肌に水分を与える効果と皮脂の分泌を整えるといった2つの効果があります。化粧水には保湿成分の高いタイプや、さっぱりと仕上がるタイプのものなど、目的に応じて種類がさまざまに用意されています。また、水のようにサラサラしたタイプや、ヌルヌルとしたローションタイプがありますので、ご自身に合った、使用していて違和感を感じないタイプを選択するといいでしょう。
必須アイテム③:美容液
美容液は、シミ予防やシワ改善、美白効果など、アンチエイジングに効果のある成分が濃縮されているアイテムです。美容液は、基本的にピンポイントでお肌の悩みを改善するために使用するアイテムで、シミが気になるのであれば「シミ予防に特化した美容液」、シワが気になるのであれば「シワ改善に特化した美容液」といったように、目的に応じて美容液を選ぶことが大切になります。特定のお悩みがなくても美容に良い成分が含まれていますので、お肌をいたわるためにも必ず使用したほうが良いと言えるアイテムでしょう。美容液には
- クリームタイプ
- ジェルタイプ
- オイルタイプ
- ローションタイプ
など、さまざまなタイプの美容液が存在します。美容液も化粧水同様に、ご自身に合った、使用していて違和感の感じないタイプを選ぶことをおススメいたします。
必須アイテム④:乳液
乳液は、お肌の水分が蒸発することを防ぐ機能と、不足した油分を補う効果のあるアイテムです。乳液にもさまざまな種類があり、「ワセリン」や「シア油」の含まれた保湿性の高い乳液や、オイルが含まれていないオイルフリーの乳液などがあります。また、乳液には角質を柔らかくする効果もあり、お肌をなめらかな状態に保つ効果もあるのです。
⑤「メンズスキンケアに欠かせないアイテムは?」まとめ
メンズスキンケアに欠かせない必須のアイテムがここで紹介した「洗顔フォーム・化粧水・美容液・乳液」の4つになります。それぞれのアイテムがもつ効果や特徴は、スキンケアにおいてどれも大切な役割を担っていますので、各アイテムごとに、ご自身に合ったこだわりの品を探してみるのも良いでしょう。
- 「洗顔フォーム・化粧水・美容液・乳液」で足りていないアイテムをまずは揃える
- 4つのアイテムごとに、使用していて違和感のない自分に合ったアイテムを見つけ出す
Ⅲ.正しいスキンケアの順番
近年では男性でもスキンケアをしていて当たり前になってきましたが、実際に正しい順番でスキンケアが出来ている男性はそんなに多くはいないのではないでしょうか。また、今までスキンケアをしたことのない男性は、どんな順番でスキンケアをすればいいのか分からない方も多いでしょう。ここでは正しいスキンケアの順番をご紹介していきます。
スキンケアの順番①:洗顔フォーム
スキンケアの始まりは、洗顔フォームで毛穴に詰まった汚れや、余分な皮脂などの汚れを洗い流すことから始まります。洗顔フォームを使用するときのポイントとしては
- 洗顔前にぬるま湯で洗顔をしてしっかりと毛穴を開いた状態にする
- キメ細かいモコモコの泡にまで泡立てた洗顔フォームで優しく洗顔を行う
の二点です。よく洗顔フォームをお肌にゴシゴシと擦り付けて洗う男性もいますが、この方法だとお肌が摩擦で傷ついてしまいますので逆効果になってしまいます。理想的な洗顔はモコモコの泡で撫でるようにして、汚れを泡にくっつけるイメージで洗うこと、つまり洗顔のときに手のひらがお肌に付くことはありません。洗顔ネットなど泡立ちをサポートするアイテムもありますので是非チェックしてみてください。
スキンケアの順番②:化粧水(ローション)
洗顔フォームを使用して汚れを落とした後に、なにもお手入れをしないと開いた毛穴からお肌の水分が蒸発してしまいすぐに乾燥状態になってしまう恐れがあります。このお肌の乾燥状態を防ぐためにも、洗顔後にはすぐに化粧水をつけてお肌にうるおいを与えましょう。また、洗顔後はお肌の表面がアルカリ性になってしまい、細菌が繁殖しやすくなる状態ですが、化粧水をつけることで本来の弱酸性の状態になりますので、細菌の繁殖を抑えるという効果もあります。化粧水の量が少なすぎることがないように、顔全体にしっかりつけて、水分をお肌にたっぷりと与えることを意識すると良いでしょう。
スキンケアの順番③:美容液
先ほどの必須アイテム紹介でご説明したとおり、美容液は基本的に化粧水のサポート的な意味合いで使用します。シミが気になるのであれば「シミ予防に特化した美容液」、シワが気になるのであれば「シワ改善に特化した美容液」といったように、ピンポイントのお悩みがある方であれば、それにあった美容液を使用することをオススメいたします。こちらも化粧水同様に顔全体にしっかりとつけて、手のひら全体を使い顔にたくさん吸収させるようにしましょう。
スキンケアの順番④:乳液
化粧水と美容液でお肌に与えた「うるおい」や「美容成分」を閉じ込めるために、スキンケアの終わりに乳液でお肌のうるおいを閉じ込めます。「化粧水は使っているけれど、乳液までは使っていない」という男性は多いのですが、実は乳液でお肌にフタをしないと化粧水と美容液の効果を最大限発揮できませんので、こちらも必ず使用するようにしましょう。また、乳液は油分が含まれている場合がほとんどですので、ベタベタするのがイヤという男性は乳液の量を少なくするなどしてお肌につける量を調整することをオススメいたします。
⑤「正しいスキンケアの順番」まとめ
ここでは正しいスキンケアの順番をご紹介しました。紹介したアイテムにはしっかりとした役割がある為、効果を最大化する為にもこちらの順番を守ってスキンケアを行うようにしてください。また、化粧水はお肌の水分補給という意味で非常に大切になアイテムなのでしっかりとした量を塗布してあげましょう。コットンなどにしみ込ませてから使うのも有効的でしょう。
- 洗顔フォームで肌の汚れを落として化粧水で肌の水分補給をする
- 美容液で化粧水をサポートし、乳液で補給した水分に蓋をして肌の水分量を高める
- 泡立てネットやコットンなど、洗顔サポートアイテムを揃えていくのも有効的
Ⅳ.自分のお肌のタイプを知りましょう!
お肌のタイプは大きく分けて下記の4つに分けることができます。お肌のお手入れをするにも、ケアをするにも、まずは自分がどのようなお肌なのかを知っておくことが欠かせません。それぞれのお肌の特徴をご紹介していきます。
肌のタイプ①:脂性肌とは?
脂性肌は、オイリー肌とも言われるお肌で、水分量と油分がともに多いお肌のことです。うるおいや弾力性はあるお肌ですが、すぐに脂っぽくなってしま傾向にあります。特におでこから鼻にかけての「Tゾーン」と「ほっぺた」の毛穴の開きが目立つことが多くなるタイプです。また皮脂の分泌量が多いので、適切なスキンケアをしないと毛穴の黒ずみが気になりやすいことも特徴のひとつとなります。
肌のタイプ②:乾燥肌とは?
乾燥肌は、水分量と油分がともに少ないお肌のことです。皮脂の分泌量がもともと少ないのでニキビはできにくいですが、とても乾燥しやすいので一年を通してお肌がカサついて見えてしまい傾向にあります。特に冬場であれば、乾燥が悪化して白い粉を吹いている『粉吹き肌』になってしまったり、乾燥でお肌がかゆくて掻きむしってしまい炎症を起こしてしまうなど、多くのトラブルに繋がりやすい特徴があります。
肌のタイプ③:混合肌とは?
混合肌とは、インナードライとも呼ばれ、油分が多く水分量が少ないお肌のことです。「Tゾーン」と「ほっぺた」の毛穴の開きが目立つ場合が多く、全体的にカサついて見えることが特徴となっています。また、乾燥していることから「乾燥肌」と間違われやすいですが、お肌の表面を手で触った時に、乾燥肌であれば脂が付きませんので指がテカテカしませんが、混合肌であれば、脂がついてしまうのでテカテカするということが大きな違いとなります。
肌のタイプ④:普通肌とは?
普通肌とは、水分量が多くて油分が適度に含まれているバランスの良いお肌のことです。普通肌は一般的に理想的なお肌で、適度なうるおいによりツヤがあるように見え、きめ細かくやわらかい特徴があります。毛穴も目立ちにくく、特に毛穴が目立ちやすいTゾーンであっても気にならないこともあるくらいです。ただ、日によって乾燥しやすくなったり、オイリーになったりと変化のしやすいお肌でもありますので、日によってお手入れの方法が変わってくることもあります。
肌のタイプ⑤:判別が難しい人は?
それぞれのお肌の特徴はご説明の通りですが、「それでも自分がどのタイプのお肌か分からない」という方も多かったのではないでしょうか?同じ乾燥肌でも人によって乾燥具合も違いますし、分からないのも無理はありません。そこで、誰でもできるお肌のチェック方法をご紹介していきます。まず朝起きてから洗顔する前に鏡をみて顔の状態をチェックし…
- ベタつきとカサつきを感じない→普通肌
- 全体的にカサついて見える→乾燥肌
- 全体的にベタついているがカサつきはない→脂性肌
- ベタつきを多く感じてカサ付きは多少感じる→混合肌
といった1週間ほど継続して確認をしてみてください。簡単なチェックではありますが1週間通して確認を続けることで自分のお肌タイプがどれなのか、正確性の高い判断をすることができます。
⑥お肌のタイプを知りましょう!まとめ
ここではお肌のタイプを紹介してきましたが、普通肌と混合肌の判断など難しい部分もあります。判断が難しい場合は焦らずに数日間確認してみるといいでしょう。また、スキンケアは全タイプに共通して「お肌に水分をしっかりと与える」といった基本的な部分が大切です。そこを怠らなければ自分がどの肌タイプかはっきり分からなくても、不安になる必要はありません。
- 判断が難しい場合は焦らずに数日間確認してみる
- 自分がどの肌タイプがはっきり分からなくても不安になる必要はない
Ⅴ.お肌のタイプ別スキンケア方法
ここでは先述したお肌のタイプ別のスキンケアをご紹介していきます。ただし注意していただきたのが、大切なのは上述で紹介した基本的なスキンケアをしっかりと行うことです。その基本のスキンケアをしっかりと行ったうえでできる「工夫ポイント」として捉え、取り入れるようにしてください。
①脂性肌のスキンケア方法
脂性肌の男性は、まず洗顔のときに余分な皮脂をしっかりと洗い流すことが大切です。その後につける化粧水と乳液は、できるだけ「オイルフリー」なものをつけるようにして、できるだけお肌に油分を加えないようにお手入れをしましょう。
②乾燥肌のスキンケア方法
乾燥肌の男性は、化粧水・美容液・乳液ともに「高保湿で油分の多いもの」を使用して、お肌にうるおいを与えましょう。うるおいが少ないからといって、スキンケアアイテムの量を過剰に増やすことは、お肌のトラブルにも繋がりますので、量で調整するのではなく成分で調整をすることが大切です。
③混合肌のスキンケア方法
混合肌の男子は、洗顔でお肌の余計な油分をしっかりと洗い流したあとに、化粧水でたくさんのうるおいを与えることが大切です。うるおいを閉じ込めるために「高保湿の乳液」を使用するといいでしょう。それでもお肌の水分不足を感じるようであれば、さらにその上から「保湿クリーム」を使用することもいいでしょう。
④普通肌のスキンケア方法
普通肌の男性は理想的なお肌の状態ですので、スキンケアで特別なことを意識をする必要はありません。ただ、日によっては乾燥を感じたり、テカつきを感じたりすることも多いので、日によってスキンケアアイテムの使用量を調整していくことが大切といえるでしょう。
⑤お肌のタイプ別スキンケア方法まとめ
さて、ここではお肌のタイプ別のスキンケア方法をご紹介いたしました。「自分は根っからの脂性肌…」「自分は嫌になるくらい乾燥肌…」というようにはっきりと自覚が出来るタイプの方は是非ベースのスキンケアに加えてアイテム選びの参考にしてみると良いでしょう。
- 脂性肌は「オイルフリー」乾燥肌は「高保湿×油分多め」アイテムで追加対策
- 大切なことは基本的なスキンケアをしっかりと意識して丁寧におこなう事
Ⅵ.お肌の悩み別スキンケア方法
日ごろのスキンケアとは別に、目的に応じたスキンケアも存在します。下記のようなピンポイントなお肌の悩みを持たれている男性がいれば是非参考にしてみてください。それでは、それぞれの対策についてご紹介をしていきます。
お肌の悩みタイプ①:毛穴を目立たなくしたい
毛穴が開く原因は大きく分けて3つです。
- お肌の乾燥で毛穴周りが凹んでしまう
- 過剰皮脂の分泌で毛穴が開いてしまう
- 肌の弾力がなくなって毛穴が開いてしまう
です。それぞれのタイプに共通するのは肌をきちんと保湿することです。例えば洗顔後は極力時間を空けずに化粧水から乳液までのスキンケアを行うなうなど、保湿されていない時間帯を短くする基礎的な対策を継続することが大切になってくるでしょう。
お肌の悩みタイプ②:ニキビをなくしたい
ニキビができてしまう理由は大きく分けて下記の2つです。
- 皮脂が過剰に分泌されている
- 乾燥による肌バリアの低下
です。このふたつは、この記事ではお伝えしているそれぞれのお肌にあったお手入れができていれば改善されるものです。また、しっかりとお肌のケアをしているのにニキビができてしまう方は、「生活習慣・食生活の乱れ・強いストレス」これらが原因でカラダの中に老廃物を溜め込んでいる可能性もあります。スキンケアに加えて適度な運動などを行うのも有効的な対策と言えます。
お肌の悩みタイプ③:肌の黒ずみをなくしたい
お肌の黒ずみの正体は、毛穴から分泌された皮脂と古い角質などが混ざって毛穴に詰まっている角栓が、空気に触れて酸化したものです。この黒ずみは、お肌の表面を触るとザラザラとした感触があるので、ついつい擦って取ってしまいたくなりますが、手で擦って取れるものではありませんし、お肌を傷つけてしまうのでやめましょう。この黒ずみは温めた後にクレンジングオイルなどで角栓を柔らかくすることで取りやすい状態にすることができますが、一度に黒ずみを取ることは難しいため長期的に黒ずみを除去するようなお手入れが必要となります。オススメの方法は、クレンジングオイルで角質を柔らかくした後に「クレイ」や「酵素が」配合されている洗顔フォームを使用することです。週に1.2回ほどの頻度でこのスキンケアをすることをおススメいたします。
④「お肌の悩み別スキンケア方法」まとめ
これらのお肌の悩みには生まれ持った肌のタイプとは別に、「生活習慣の乱れ・食生活の乱れ・過度なストレス」が原因となっているケースもあります。そのような自覚がある男性は、「スキンケア×適度な運動」や「スキンケア×食生活の改善」などご自身の置かれている状態に見合った組み合わせを行うとより良いでしょう。
- 「生活習慣の乱れ・食生活の乱れ・過度なストレス」お肌の悩みの原因を知ることが大切
- 「スキンケア×適度な運動」など、お肌の原因の改善策とスキンケアを掛け合わせていくことが大切
Ⅶ.スキンケア(肌ケア)でよくある質問
ここではスキンケアについてよくある質問をまとめてご紹介していきます。スキンケアのよくある質問は下記の4つです。 「①化粧水・美容液・乳液の違いは?②オールインワン化粧品って何?③朝洗顔はしたほうがいい?しないほうがいい?④お風呂上がりに化粧水をつけるタイミングは?」それでは、これらの疑問について見ていきましょう。
- 質問①:化粧水・美容液・乳液の違いは?
- 質問②:オールインワン化粧品って何?
- 質問③:朝洗顔はしたほうがいい?しないほうがいい?
- 質問④:お風呂上がりに化粧水をつけるタイミングは?
- 「スキンケア(肌ケア)でよくある疑問」まとめ
質問①:化粧水・美容液・乳液の違いは?
スキンケアをあまりしない方にとって、化粧水と乳液の違いはよく分からないですよね。ただ、化粧水と乳液はまったく役割の異なるアイテムです。ここまでお伝えしたように、化粧水は「お肌にうるおいを与えるアイテム」、乳液は「お肌に与えたうるおいを閉じ込めるフタを作るアイテム」というような違いがあります。しっかりと役割を意識して使用することで「なぜつける必要があるのか?」を理解しやすいのではないでしょうか。
質問②:オールインワン化粧品って何?
スキンケアアイテムを探していると、「オールインワン」という言葉をよく見かけると思います。「オールインワン」の言葉自体には”複数の必要なものを、ひとつにしたもの”という意味を持っていますが、スキンケア用語としての「オールインワン」は、“化粧水・乳液・美容液の3つのスキンケアアイテムの効果をひとつにしたスキンケアコスメ”という意味を持っています。つまり、オールインワン化粧品ひとつを使用するだけで、化粧水・乳液・美容液の3つの効果を得ることができるので、スキンケアにかかる時間を大幅に時短できる優れものなのです。ただ、オールインワン化粧品は、化粧水・乳液・美容液をそれぞれ使用するときに比べてお肌への浸透性が落ちてしまう場合がほとんどですので、時間のないとき以外は別々に使用していくのがいいでしょう。
質問③:朝洗顔はしたほうがいい?しないほうがいい?
「洗顔を朝と夜の両方で行うのはよくない」と聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。ただ、洗顔は朝と夜の両方でやるべきなのです。夜は汚れを落とすためにしっかりと洗顔をして、朝はさっと洗顔料で洗顔することがポイントとなります。朝と夜の両方でしっかりと洗顔をしてしまうと、落とさなくていい皮脂までを落としてしまうことに繋がりますので、朝に関しては最小限の洗顔をしましょう。とはいえ、寝ている間にも汗をかいたり皮脂を分泌していますので、朝起きたときには余分な皮脂や毛穴の汚れは存在します。朝起きたときの洗顔も忘れずに行うといいでしょう。
質問④:お風呂上がりに化粧水をつけるタイミングは?
お風呂上がりについついめんどくさくなって、時間が経ってから化粧水などのスキンケアを始める方は要注意です。お風呂上がりにお肌から水分が蒸発するタイミングは、お風呂から出て1分後から急激に蒸発を開始して、1時間後には入浴前と同じくらいの水分量になってしまいます。つまり、お風呂上がりに化粧水をつけるベストなタイミングは、『お風呂上がり〜1分以内』というわけです。どんなに遅くても10分以内には化粧水をつけるようにしましょう。
⑤「スキンケア(肌ケア)でよくある疑問」まとめ
今までスキンケアにあまり関心のなかった男性でも、スキンケアを始める方がとても増えています。そんな方はスキンケアの専門的なアイテムや用語についてはよく分からないことが多いですよね。知らない言葉の意味を知ることはとても大きなメリットがあります。この機会にスキンケア周りの分からない言葉があれば積極的に調べていくのも良いでしょう。
- 各アイテムにしっかりとした役割がある為、極力個別に使用したほうが良い
- 朝・夜ともに洗顔はしたほうが良いが、力の入れ過ぎた洗顔は必要な皮脂まで落ちるので要注意
- お風呂あがり含め洗顔後は最低でも10分以内にスキンケアを行う
Ⅷ.「【お肌の悩み・タイプ別】正しいメンズスキンケア方法を徹底解説!毎日のお手入れでお肌の悩みを解消しよう◎」総まとめ
今回は、メンズスキンケアの方法について詳しくご紹介していきました。お肌のケアはとてもデリケートな部分がありますので、自分にあったスキンケアができなければ思ったような効果が得られないだけではなく、肌荒れなどのトラブルの原因になってしまうこともあります。また、テカリを抑えたり、お肌をしっとりとさせるアイテムも存在しますが、それは一時的な解決にしか繋がりません。それぞれのお肌のお悩みに合わせた適切なスキンケアをすることで根本的な改善につながります。
- 「洗顔フォーム・化粧水・美容液・乳液」で足りていないアイテムをまずは揃える
- 4つのアイテムごとに、使用していて違和感のない自分に合ったアイテムを見つけ出す
- 洗顔フォームで肌の汚れを落として化粧水で肌の水分補給をする
- 美容液で化粧水をサポートし、乳液で補給した水分に蓋をして肌の水分量を高める
- 泡立てネットやコットンなど、洗顔サポートアイテムを揃えていくのも有効的
- 脂性肌は「オイルフリー」乾燥肌は「高保湿×油分多め」アイテムで追加対策
- 大切なことは基本的なスキンケアをしっかりと意識して丁寧におこなう事
- 「生活習慣の乱れ・食生活の乱れ・過度なストレス」お肌の悩みの原因を知ることが大切
- 「スキンケア×適度な運動」など、お肌の原因の改善策とスキンケアを掛け合わせていくことが大切
- 朝・夜ともに洗顔はしたほうが良いが、力の入れ過ぎた洗顔は必要な皮脂まで落ちるので要注意
- お風呂あがり含め洗顔後は最低でも10分以内にスキンケアを行う
最後に、スキンケアに大切なことをまとめておきます。「自分の肌のタイプを理解する・お肌にあったスキンケアをする・スキンケアの過剰な量は逆効果・それぞれのアイテムの効果を理解する・正しい順番でスキンケアをする」です。この記事でご紹介したスキンケアの大切なポイントを日ごろから抑えてスキンケアを行うだけでも、今までは考えられないような理想のお肌を手に入れる可能性が高くなります。ぜひこの記事を参考にして正しいスキンケアをしてみてください。
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